銀座奥野ビル終了、感情の錬金術
26日本日までのアモーレ銀座様での展示が終了しました。
なんだか搬入したとたん、多い展示量でもないのに体調が崩れ、身軽にも動いていなかったので
会えない方もたくさんいて残念でしたが、たくさんの方に来ていただいたようで、またありがたい言葉もいただき
とても気合いが入りました。
今回はエロティシズムをテーマにした企画展でしたが、私は本当にエロスを表現したいのかなということを常々思っていて、
もしかしたらそれにはズレがあるかもしれません。
エロスは行為であって、私が紙の上でやるのは人の関わりの体験の中で持って行き場がなくなったいろいろを
自分のできるだけの美しい形で表現したいということだと思い、また連作である「感情の錬金術」シリーズを真夜中に歌ったりうめいたりしつつ描きました。
紙は二次元で、実際の世界のうわずみなので、それで100パーセント昇華するのはむずかしい。
でもまあなんとかこういう形になりました。
今回個搬入したものは全てお買い上げいただき、喜ぶべき結果になり終わりました。ありがとうございました。
それから、今まで下北や新宿にもわざわざ来てくれた方たち、本当にありがとうございました。
もっとかっこいい絵描きになれたら、またどこかで会えればいいな。