閑話休題、ユートピア
いよいよ初夏、アナログ絵描きにとっては気になるこのイベント http://t.co/7huvGYpYC0大細密展です!すべて会場がクオリティ高めの細密画で埋まるそうで、これは出たい。出展とは別にフツーに観に行くつもり。
今ちょっと暇こいてるので、展示中に複数あった質問にゆっくり答えてみるべくピックアップしてみました。
Q 画材は何?
A モノクロはハイテック03ミリ〜05ミリ、ベタはコピック。カラーはアクリルガッシュです。 あとキラキラした特殊紙
Q時間はどのくらいで出来るの?平日は夜中の3〜4時間を使って少しずつ描くので2週間程度、丸1日集中できて追い込まれてるとB4が4日程度
Qすべて作品には物語があるのか
A そういう題名のものは神話や宗教画、音楽文学が元になって、自分の感覚と解釈をリンクさせながら描いています。
こんな感じ。
今描いてるのはユートピア思想からヒントを得た「ユートピア」。本物のユートピア思想は机上の空論とはいえ楽園の本気実現を目指したもので、政治とか色々絡んでくるんで省きます。
ユートピアは天国に似てると思うけど、私なりに思うユートピアは価値観や意味や性別や時間が消失した世界。
そんな世界は地上のどこにもないけど、そして考える余裕さえも与えられない毎日だったりするけど、ないから作りたくなる。
絵の中に神様もよく描きますがそれと同じく。
現実に存在することが許されないものを、描いたり休んだり描いたり休んだりしながら作っていきたいなと思う。