光の線
お祝い事用のウェルカムボード、お気にいりの置物をモチーフにしたオーダーで作成しました。なかなか描かない方向性でしたが以外と自由にやれ、愉しかったです。
仕上がり/F6号キャンバス アクリルガッシュ・グロスバーニッシュ塗布。
画面の大体のテーマカラーを決め、塗り。メディウムと絵の具を混ぜバサバサ塗ります。
ふだんスパッタリングはよくやりますが、更に荒く、遊ぶ気持ちでひたすら画面に色を飛ばしまくり。
画面と色を切り刻む感覚。
具体的な背景をどうするか、なかなか浮かばなかったのでまずは下地下地
光の交錯する明るい雰囲気や、光源の位置など背景が見えてきたのでモチーフを描いていきました。
(最後、仕上げのタイミングで制作している部屋の蛍光灯が切れる)
※なお、カメラも割れていて記録が難儀なのですが、結構スッキリ気に入る状態に仕上げることができたので撮っておきました。
途中で何が見えるか解らない、それも絵の魅力だと思います。今回は下描きをせず描きました。
今回は、10代の時描いていた絵を見た先生に「お前こんな色、相当修行しなきゃ使えないんだよ。最悪。封印しろ!!」と言われた弩ピンク(オペラピンク)を光線にして入れてみました。
どこで止めるか、というのはいつも難しい問題ですが、これはここでストップ!
お引き渡ししました。きちんとした仕上がりは明るい場所で、ぜひ。